戦闘シーンも凄いが、それを見守る審判団の表情変化が見どころ。スーツの男性が血を流しながらも叫ぶ姿や、黒いレザーの女性が椅子から立ち上がる瞬間に、物語の重大さが伝わってくる。少年拳王は単なるアクションではなく、人間ドラマが熱い。
背景にあるネオンサインや無数のテレビモニターが積み上げられたセットが、ディストピア的な雰囲気を完璧に演出している。少年拳王の舞台装置は、安っぽさを感じさせないクオリティで、視覚的にも非常に満足度が高い。照明の使い方も上手い。
黒いジャケットを着た少年が、サングラスを外して未来型のゴーグルを装着するシーンが最高にカッコいい。彼がただの観客ではなく、何か特別な役割を担っている予感がしてゾクゾクする。少年拳王の伏線回収が楽しみで仕方ない展開だ。
迷彩バンダナの男が空中に浮遊して攻撃を仕掛けるシーンは、ワイヤーワークの技術の高さを感じる。重力を無視した動きと、それを迎え撃つ赤い衣装の少女の気迫。少年拳王のアクションシーンは、コンピューターグラフィックスだけでなく肉体派の演技も光っている。
赤いリボンと黒い衣装をまとった少女のビジュアルが強烈。彼女の苦悩に満ちた表情と、敵対する男の余裕ぶった態度の対比が物語に深みを与えている。少年拳王は色彩設計にもこだわっており、視覚的にストーリーを語っているようだ。