雲海を滑空する舟に乗る柴犬と白犬の姿があまりにも可愛すぎる。しかし、剣塚に到着した瞬間、空気が一変する。無数の剣が吊るされた洞窟の荘厳さと、そこに漂う青いオーラが圧巻だ。特に巨大な神剣が現れた時の演出は鳥肌モノ。レビューで最強の映像美を誇るこの作品、ただの萌えアニメかと思いきや、本格的な修仙ファンタジーの予感がしてワクワクが止まらない。
青い服を着た白犬のキャラクター造形が絶妙だ。最初はリラックスして寝転がっていたのに、いざという時の反応が人間臭くて面白い。巨大な剣の前に跪く柴犬とは対照的に、彼は冷静に状況を分析しようとする姿勢が良い。ツッコミで異世界無双?!というタイトルが示す通り、この白犬の視点で物語が進むなら、シリアスな展開もコメディタッチで楽しめそうだ。
遂に現れた上古神剣「斬天」。その圧倒的な存在感は画面から伝わってくるほどだ。しかし、表示された覚醒条件が「神龍の血を捧げ、生命を以て引く」というあまりにも過酷なもの。これには白犬も青ざめていたはず。命を削ってまで手に入れる力とは何か。この重い設定が、今後の物語に深いドラマを生むことは間違いない。
神剣から現れた剣霊が、なんと雪豹の姿をした大男だったとは。最初は白犬が何かを召喚したのかと思ったが、剣そのものに宿る霊だったとは驚きだ。彼の紫色に光る瞳と不敵な笑みから、ただの守護霊ではない危険な香りがする。柴犬と白犬がこの強大な剣霊とどう関わっていくのか、その関係性の変化が見どころになりそう。
冒頭の浮遊する山々から、剣が埋め尽くされた洞窟、そして神剣が鎮座する祭壇まで、全ての背景美術が細部まで作り込まれている。青と緑を基調とした色彩設計が、神秘的で幻想的な雰囲気を完璧に演出。特に神剣の周囲を漂うエネルギーの表現は、コンピュータグラフィックのクオリティの高さを感じさせる。ネットショートアプリでこれほどのクオリティが見られるのは贅沢だ。